2009年9月7日月曜日

感染症 大曲先生 MMC 090905

========<<まとめ>>========== PCG =GPC(ー黄ブ菌だめ )=肺炎球菌、溶連菌 +腸球菌 ABPC =PCG +GNRの一部(大腸菌、 サルモネラ、 シゲラ) ABPC・SBT =ABPC +Gram陰性菌の一部(βラク+の(E-1)Kleb、Ecoli。 Proteus、Hinfluenza、Mcatarrhalis) +Saures(ペニシリナーゼを産生するから) +嫌気性菌(F)(ほぼすべて)? ーーーー PIPC =ABPC +GNRの一部(特に緑膿菌(E)、大腸菌(D-2)など) ※Sauresには効かない(ペニシリナーゼを産生するから) ※※重症例では、単剤ではなくアミノグリコシドと併用を! PIPCTAZ =PIPC +GNRがさらに広がる(βラク阻害+GNRの一部(Ecoli, Kleb) +(下)嫌気性(F) ※残るは、ESBL? ※※Paeruginosaに関しては感受性はやや良いという程度。 ※※Citrobacter、EnterobacterCloacaceの一部には無効なので注意すること。 追記)感染症レジデントマニュアル(藤本卓司)より ❖PIPC Sauresに対しては、80%が耐性。つまりペニシリナーゼ産生Sauresには無効である。(PCG,ABPC,PIPCは同じ) 重症例では、単剤ではなくアミノグリコシドと併用を! ❖PIPCに比べ、Sauresに対する感受性が改善した。MSSAにすべて感受性になった。 Paeruginosaに関しては感受性はやや良いという程度。 Citrobacter、EnterobacterCloacaceの一部には無効なので注意すること。 ・・・・・ ❖アミノグリコシドについて 適応: =Saures+Paeruginosaを含むGNR 特徴:濃度依存性 PAEがある(GP菌4~7H、GN菌2~8H)があるので、最低血中濃度がMIC以下でもかまわない。 1日1回投与法が標準療法 欠点: ①肺炎球菌、連鎖球菌、腸球菌に弱い。②嫌気性菌に無効 ③髄液への移行が悪い ================================ ■肺炎 ●細菌性肺炎 ー肺炎球菌ーーPCG ー HibーGNDR(球桿菌=単球菌、双球菌、桿菌が混在) 小さくて丸っこくい ーモラキセラーGNC(KidneyShape そら豆がへこみが会うようにして並ぶ) ー黄ブ菌ーインフルエンザ感染 ークレブシエラー膿胸をきたす ●非定型肺炎 ーマイコプラズマ ークラミジア ーレジオネラ ■g 染色ーー覚えてしまった方が楽 ??髄膜炎にも有効 オウブキンーーリステリア <症例2> グラム陽球菌性ーViridans Streptococcus ーーPCG4w ーー最初4w あみのグリコしど併用のが無難 ■PCGの適応 ◎グラム陽性球菌 ●連鎖球菌 ーA,B,C、D,F群        -Viridans Streptocuccos ●肺炎球菌 ●腸球菌 ○嫌気性菌ー口腔内菌群(Peptostreptococcus)        ーClostridium Perfringens ○トレポーネーマ -梅毒 ↓ (適応) 肺炎球菌肺炎 肺炎球菌髄膜炎 誤嚥性肺炎・肺膿瘍 感染性心内膜炎(溶連菌、肺炎球菌) 皮膚軟部組織感染症(溶連菌、C.Perfringensによるもの) A群β溶連菌咽頭炎 梅毒 ??髄膜炎にはたん剤はだめ 併用 ?何 ーーけんきせいきん 口腔内菌 クロストリジウム パーフェリンゲンス 皮膚・SSI ー黄ブ菌 多くの人に常在 (2~3割り) ☆MSSAー多くのペニシリンは 利かない         Nafcillinは     利く <症例3> 腎盂腎炎 管腔臓器に炎症があるー嘔気 ー大腸菌ーアンピシリンで5-7割効く ■ABCPの適応 =PCGのスペクトラム+大腸菌などの腸内細菌 (大腸菌、 サルモネラ、 シゲラなど: 感受性を確認してから使用する) ■GNRの整理 (歯科口腔領域での原因菌) A 連鎖球菌グループ B ブドウ球菌グループ C耐性ブ菌グループ ・・・・・・・・・ D 大腸菌グループ E 緑膿菌グループ ・・・・・・・・・・ F 嫌気性菌グループ ・・・・・・・・・・ Gその他の菌 ↓ D 大腸菌グループ   1 Ecoli、Klebsiella、Proteus   2 Enterobacter,Citrobacter,Serratia E 緑膿菌グループ   1 Paeruginosa Acinetobacter,Stenopotrophomonas F 嫌気性菌グループ 横隔膜よりも(上) ーPeptstreptcoccus ーPorphyromonas.spp ーーPCG効く 横隔膜よりも(下)特にBacteroides.fragilis=βラクタマーゼ産生=ペニシリン単剤では厳しい☆★ <症例>腎盂腎炎 複雑性 ーGPC ■Ampicillinの適応 ●大腸菌などの腸内細菌の一部ーEcoli、Salmonella,Shigella(感受性を確認してから) ●腸球菌の一部★(に対する第一選択)   E.Faecalisー利かないOK   E.Fascium-利かない ●リステリア ↓ (適応) 肺炎球菌、レンサ球菌、腸球菌=PCG 大腸菌など腸内細菌 横隔膜(上)の嫌気性菌 (何?) ?髄膜炎ー未熟児菌血症ーーリステリアのこと??★   ■Bioavailability(吸収) ーサワシリ 80% ーダラシン90% ーセファレキシン(第一世代 ケフレックス、Lケフ)90% ー三世代セフェム ~50%以下  (使うとしたら淋菌に適応があるぐらい) ■ABPC/SBT βラクタマーゼ阻害薬=ペニシリンを溶かすものを阻害する薬 を配合 βラクタマーゼ(+)の以下の菌(の一部☆)に有効 Kleb.pneumoniae Proteus Ecoli Hinfluenza Mcatarrhalis Saures 嫌気性(ほぼすべて)   <症例>胆嚢炎 GNR ー小さい 緑膿菌 ■PIPCの適応 =ABPC+緑膿菌+腸内細菌型のGNR(D-2)+嫌気性の一部 ABPC= 緑膿菌 腸内細菌型のGNR(Ecoli、K.Pneumonoae、2 Enterobacter,Citrobacter,Serratia嫌気性の一部(★?) ※βラクタマーゼを産生するものは無効 ■PIPC・TAZ ゾシンで効くもの =PIPC+横隔膜下嫌気性βラクタマーゼを出すGNR EcoliKlebx ESBL セファロを溶かす PIPC= βラクタマーゼ産生性の腸内細菌型GNR  (K.pneumoniae、Ecoli) 嫌気性菌 ※ESBLはだめ(→ 仕方ないからカルバペネム) ESBL( (腸内細菌が持つβラクタマーゼ?=))ペニシリナーゼはもともとはセファロは溶かさなかったのが溶かしはじめたGNR:Kleb、Ecoliがそれにあたる?。Proreus βなら良い★?) ================== ========<<まとめ>>========== PCG =GPC(ー黄ブ菌だめ )=肺炎球菌、溶連菌 +腸球菌 ABPC =PCG +GNRの一部(大腸菌、 サルモネラ、 シゲラ) ABPC・SBT =ABPC +Gram陰性菌の一部(βラク+のE-1Kleb、Proteus、Ecoli、Hinfluenza、Mcatarrhalis、Saures?) +嫌気性菌(F)( ほぼすべて)? ーーーー PIPC =ABPC +GNRの一部(特に緑膿菌(E)、大腸菌(D-2)など) PIPCTAZ =PIPC +GNRがさらに広がる(βラク阻害+GNRの一部(Ecoli, Kleb) +(下)嫌気性(F) 残るは、ESBL?

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