2009年8月25日火曜日

小児 川崎病 免疫グロブリン療法後の予防接種のスケジュール

川崎病 免疫グロブリン療法後の予防接種のスケジュール 免疫グロブリン 移行抗体 →ワクチン   x 麻疹 風疹 流行性耳下腺炎 水痘(生ワクチンで影響されるもの)   O 経口ポリオ生ワクチン BCG(生ワクチンでも影響されない)   O 不活化ワクチン(不活化ワクチンには影響しない) ポリオ生ワクチン(生後3ヶ月から この時期には母からの移行抗体が残っているが、関係なく咽頭、腸管で感染が成立する) BCG (BCGも生直後から摂取可能。IGは細菌感染時の抗体産生を妨げない。)     ★IGを受けたもの 投与後 2ヶ月から6~9ヶ月までの間にDPT、BCG、ポリオを受ける。 麻疹抗体が消失したら麻疹ワクチンを優先させる。 (麻疹抗体の消失が一番遅いので、実質上は麻疹抗体のみの測定でよい) (採血が困難な状態では、投与総量が    1.5g未満で6~7ヶ月   2g前後  7~8ヶ月   追加投与があれば9ヶ月ごろ  摂取後の抗体獲得の確認が大切) 麻疹の次は水痘、それ以降は風疹かおたふくが望ましい。

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