ACLS 頻脈のアルゴリズム 090802
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●HR
洞性頻脈:100~130が多い
心拍150以上で、症候性となること多い。心拍数に比例する。
基礎疾患があると、より低い心拍数で症状をきたす。
●AFではHR150となること多い。★
●不安定の症状:意識障害、失神、持続する胸部不快、息切れ
●モニターのパッドの貼る位置:右肩:白 肋骨:赤 左肩(残りの色)
●毎回Syncを押さないと、非同期に戻る なぜなら突然VFになったときに除細動できるように
●ショックの適応
<同期下ショック> ★不安定なリエントリー性SVT、VTには同期下ショックが最適
・脈拍のある 不安定な 頻脈 (不安定なVT)
・症候の安定している頻脈(?安定 広いQRS 規則的 頻脈=安定VT のときの待機的CV)
<非同期>
・脈拍がない(無脈性)
・重度ショック、多形性VT=心停止前の状態
・不安定な VTで 単形性か多形性か不確か
●単相性同期下ショックの例
Af:100~200J、300J、 360J ★(同期できるの?)
安定している単相性VT: 100J 200J 300J 360J
その他のSVT,AF: 50J、100J、200J 300J 360J
多形性VTで不安定:VFとして高エネルギー量のショック (? 非同期だよね?)
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・ABCチェックして
・OM→I :OMを行う、改善なければ、安定・不安定に分けてIVルートキープ
◎不安定のとき 『不安定のときは、たいていHR150以上ある。12誘導取る前に、同期下CV』
≫ただちに同期下CV(4)
≫意識ある時は鎮痛薬
≫(相考慮)
→無脈性心停止が生じた場合
≫【無脈性心停止のアルゴリズムへ】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(不安定で 広いQRS 頻拍=VTでないと証明されるまではVTとみなす)
◆不安定で 規則的 均一な 広いQRS=単形性VT
(不安定=不安定だとしても、脈拍がある場合) なので、VTとしてCVを考慮する)
≫同期下CV 100J →200J→300J→360J
◆不安定で 多形性VT=VFとみなす
『不安定で 規則的 非均一 広いQRS』
≫高エネルギー 非同期下 ショック
◇不安定で 単形性か多形性か不確かな場合
≫高エネルギー 非同期下 ショック
『心臓の再分極中に低エネルギー量ショックを行うとVF誘発するから』
■不安定 狭いQRS のSVT
≫同期下 CV
≫準備中にアデノシン
❖Af 単相性波形で100~200J 二相性で100~120J
❖AF、SVT 単相性 50~100J
◎安定のとき
・QRS波形:広い
●規則的
→心室頻拍VT または
→不確定な心リズム
≫アミオダロン150mgを10分かけてIV 反復投与
≫待機的同期下CV
→変行伝導を伴う上室頻拍SVT
≫アデノシン投与
≫【7へ】
●不規則
→変行伝導のあるAf
≫不規則な狭いQRS頻拍を参照【11へ】【=Af など≫RateControl】
→WPWのAf
≫(相推奨)
≫房室結節遮断薬(アデノシン、ジゴキシン、ジルチアぜム、ベラパミル)
≫抗不整脈薬(アミオダロン150mg 10分で)
→再発性多形性心室頻拍VT
≫(相)
→TdP
≫マグネシウム投与1~2gを5~60分投与
・QRS波形 狭い(0.12s以下)
●規則的
≫迷走神経反射
≫アデノシン6mg急速IV、12mg2回まで
(転換)
→リエントリー性SVT
≫再発を監視
≫再発時はアデノシンまたは、長時間作動型房室結節切断薬(ジルチアゼム、βBlocker)
(転換しない)
→AF
→異所性AT
→接合部頻拍
≫RateControl(ジルチアゼム、βBlocker)
≫基礎疾患治療
≫(相考慮)
●不規則
→Af
(→AF)
(→多源性心房頻拍AT)
≫(相考慮)
≫RateControl(ジルチアゼム、βBlocker)
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★薬剤について
RateControl
・ジルチアゼム=ヘルベッサー (CaBlocker)
ワソラン=ベラパミル (CaBlocker)
・βBlocker=
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090801 Edi
●HR
洞性頻脈:100~130が多い
心拍150以上で、症候性となること多い。心拍数に比例する。
基礎疾患があると、より低い心拍数で症状をきたす。
●AFではHR150となること多い。★
●不安定の症状:意識障害、失神、持続する胸部不快、息切れ
●モニターのパッドの貼る位置:右肩:白 肋骨:赤 左肩(残りの色)
●毎回Syncを押さないと、非同期に戻る なぜなら突然VFになったときに除細動できるように
●ショックの適応
<同期下ショック> ★不安定なリエントリー性SVT、VTには同期下ショックが最適
・脈拍のある 不安定な 頻脈 (不安定なVT)
・症候の安定している頻脈(?安定 広いQRS 規則的 頻脈=安定VT のときの待機的CV)
<非同期>
・脈拍がない(無脈性)
・重度ショック、多形性VT=心停止前の状態
・不安定な VTで 単形性か多形性か不確か
●単相性同期下ショックの例
Af:100~200J、300J、 360J ★(同期できるの?)
安定している単相性VT: 100J 200J 300J 360J
その他のSVT,AF: 50J、100J、200J 300J 360J
多形性VTで不安定:VFとして高エネルギー量のショック (? 非同期だよね?)
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・ABCチェックして
・OM→I :OMを行う、改善なければ、安定・不安定に分けてIVルートキープ
◎不安定のとき 『不安定のときは、たいていHR150以上ある。12誘導取る前に、同期下CV』
≫ただちに同期下CV(4)
≫意識ある時は鎮痛薬
≫(相考慮)
→無脈性心停止が生じた場合
≫【無脈性心停止のアルゴリズムへ】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(不安定で 広いQRS 頻拍=VTでないと証明されるまではVTとみなす)
◆不安定で 規則的 均一な 広いQRS=単形性VT
(不安定=不安定だとしても、脈拍がある場合) なので、VTとしてCVを考慮する)
≫同期下CV 100J →200J→300J→360J
◆不安定で 多形性VT=VFとみなす
『不安定で 規則的 非均一 広いQRS』
≫高エネルギー 非同期下 ショック
◇不安定で 単形性か多形性か不確かな場合
≫高エネルギー 非同期下 ショック
『心臓の再分極中に低エネルギー量ショックを行うとVF誘発するから』
■不安定 狭いQRS のSVT
≫同期下 CV
≫準備中にアデノシン
❖Af 単相性波形で100~200J 二相性で100~120J
❖AF、SVT 単相性 50~100J
◎安定のとき
・QRS波形:広い
●規則的
→心室頻拍VT または
→不確定な心リズム
≫アミオダロン150mgを10分かけてIV 反復投与
≫待機的同期下CV
→変行伝導を伴う上室頻拍SVT
≫アデノシン投与
≫【7へ】
●不規則
→変行伝導のあるAf
≫不規則な狭いQRS頻拍を参照【11へ】【=Af など≫RateControl】
→WPWのAf
≫(相推奨)
≫房室結節遮断薬(アデノシン、ジゴキシン、ジルチアぜム、ベラパミル)
≫抗不整脈薬(アミオダロン150mg 10分で)
→再発性多形性心室頻拍VT
≫(相)
→TdP
≫マグネシウム投与1~2gを5~60分投与
・QRS波形 狭い(0.12s以下)
●規則的
≫迷走神経反射
≫アデノシン6mg急速IV、12mg2回まで
(転換)
→リエントリー性SVT
≫再発を監視
≫再発時はアデノシンまたは、長時間作動型房室結節切断薬(ジルチアゼム、βBlocker)
(転換しない)
→AF
→異所性AT
→接合部頻拍
≫RateControl(ジルチアゼム、βBlocker)
≫基礎疾患治療
≫(相考慮)
●不規則
→Af
(→AF)
(→多源性心房頻拍AT)
≫(相考慮)
≫RateControl(ジルチアゼム、βBlocker)
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